私は前職の時、担当の中に、大手商業施設がありました。
そこで興味深い話を聞きました。
バックや衣類などのブランド品の商品の流れです。
まずブランド品は、都市圏の商業施設の専門店で売ります。
売れ残りは、地方の商業施設で売ります。
売れ残りは、都市圏のアウトレットモールで売ります。
売れ残りは、地方のアウトレットモールで売ります。
売れ残りは、社員への業販や、インターネット販売などに流します。
「インターネットで不動産を探しているのですが、いい物件が出てこない」と言う方が多くいらっしゃいます。
なぜでしょうか?
答えは簡単です。
「インターネットに出る前に、売れているから」です。
ブランド品で考えます。
男性で言えば、ロレックスの最新限定モデルを売り出すとします。
女性で言えば、エルメスのバーキンの最新限定モデルを売り出すとします。
団塊ジュニアで言えば、小学校時代にガンプラのシャアザクを売り出すとします。
インターネットの広告費用かけて、入力の手間をかけて売りますでしょうか?
店先に置いておけば、勝手に売れます。
動きが鈍ければ、常連客に声かけて売るでしょう。
不動産もまったく同じです。
不動産を預かっている立場で言えば、ネットに売っている物件には、大抵『コメント』がつくことが多いです。
「安いけど、日当たり悪いんだよね」
「広いけど、駅から遠いんだよね」
「エレベータないし、室内汚いんだよね」
「リフォームしたてだから、まだ値段高いよね」とかです。
アウトレットモールのワゴンセール品と同じで、「買わないよねぇ~」の理由があるのです。
売れ残りを売る手段は、「値下げ」です。
値段が合えば、「あり」になる物件もあります。
在庫が多くて(物件数が多い)、商品の入れ代わりが早い(更新が頻繁)店には、良い商品(物件)が揃います。
定期的にウインドショッピングならぬ、ネットサーフィンすることをオススメします。
□お買い得物件はないか?とネットを斜め見する。
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