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住んでから気になりだす「音と結露」問題

 

やっと夢にまでにみたマイホーム。

 

新生活に胸を躍らせる日々…といいたいところですが、住んでみて気づくことがあります。

 

引渡しが終わった後に、連絡が入ることもしばしばです。

 

特に多いのが、「音と結露」問題です。

 

 

 

マンションのエントランスにある掲示板を見ると、「騒音にご注意ください」という張り紙を良く見かけます。

 

音源は、子どもなどの足音や会話・ペットの鳴き声・楽器・テレビ・掃除機(ル○バ含む)・洗濯機などの生活音が中心です。

 

築年が古いマンションですと「トイレを流すと下の階の音がすごい」というものありました。

 

さすがにトイレは共用部分の問題ですので別次元の話になります。

 

ただ、専有部分の音の問題は、管理組合・管理人などとの相談になると思います。

 

 

 

では事前に確認する方法は無いのか?

 

マンションの場合、壁や床、天井は「この素材を使って、このぐらいの厚さにしてくださいね」というルールがなされています。

 

資料は売買時に確認することもできます。

 

「部屋でピアノを弾きたいから、防音措置をする」と言う方もいらっしゃいます。

 

実際に上の階に上がって、どんどん飛び跳ねてもらって、音を確認した人もいます。

 

何より、所有者に音のことを確認することと、一つ上の階に足を運び、上の部屋を廊下から伺うのも有効手でしょう。

 

 

 

もう一つが「結露」です。

 

夏場に購入したときには、まったく気にならないことですが、冬を迎えて、サッシを見たら「!」ということもあります。

 

結露がひどくなると、クロスが黒ずんだり、剥がれたりします。

 

結露の原因は、外的要因と内的要因があります。

 

外的要因は、立地(目の前が崖や壁、通風が悪い1階)や室外機の向きなどが考えられます。

 

内的要因は、加湿器・エアコン・浴室・洗濯機などが考えられます。

 

そして何より、室内の通風が悪い場合に発生します。

 

私が見た中では、結露がすごいので、サッシのすべてにバスタオルを敷いてある部屋もありました。

 

解決法としては、除湿機やエアコンの除湿、除湿剤などがあります。

 

またペアサッシなどの改修も思案すべきですが、課題もあります。

 

窓のサッシは住んでいる人の所有物ではなく、住んでいる人に独占で貸していると言う場合が多いです。

 

なのでむやみに交換はできません。

 

現状の窓を活かした形で、ペアガラスにする方法もあるので、リフォーム会社に相談するのもいいでしょう。

 

 

 

多筆しましたが、購入前に、所有者に音と結露について聞いておくことです。

 

加えて、築年が古い物件に音と結露の問題が多く見受けられるのも事実です。

 

館内を清掃している管理人にも同様の質問をしましょう。

 

 

 

□「お隣の音と、冬場の結露がどうですか?」と売主に聞いてみる。



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