今回は、例年実施しています「小田原マンションスクエア・ランキング」の総括を行います。
これは2018年7月から12月までの6か月間に、当ホームページの「マンションライブラリー」の閲覧回数をまとめたものです。
当ホームページは、スマートフォンやパッドでも見やすいようにマイナーチェンジを行ったため、集計を出すのは約1年ぶりとなります。
おかげさまで、当ホームページには多くの方に閲覧をしていただいております。
昨年の4月中旬から今年1月中旬までに、のべ約29000人の方に、約67500ページ閲覧をいただいております。
特にライブラリーページは、小田原市・南足柄市・開成町・大井町・二宮町(一部)にある分譲マンションのデータをまとめたものです。
このページをご覧になる方は、中古マンションをお求めになる方はもちろん、現在所有していて、売却を考えている人にも多く見ていただいております。
その閲覧数を定期的にまとめたものが、ランキングです。
「今、注目を集めているマンションはどこ?」という疑問に答える指針になると思っております。
こちらから、ランキングページにジャンプできます。
https://www.odawara-mansion.com/ranking/
そして2018年下半期のデータをまとめました。
激変が起こりました。
当ホームページ開設以来、常に1位だった「サーパス小田原シティ」が4位になっていました。
首位は「ナイスロイヤルテラス小田原城山」です。
このマンションは以前から人気があるマンションなので納得です。
2位に入ったのが「新幹線マンション」です。
昭和50年築です。
ベスト10唯一の昭和築です。
理由は「タカラレーベンブランドで、建て替えが予定されているから」です。
今まで小田原駅徒歩圏の分譲マンションのトレンドは、「東口」でした。
丘陵地がある「西口(新幹線口)」は、戸建のエリアのイメージが強いですが、実は、前記のナイス~や、共立城山マンション鐘の台など、人気が根強いマンションも多いです。
地元・城山住民は「買い物は東口、住むなら西口」、「西口は山の手」という人もいます。
そこで立ち上がった新幹線マンションの建て替えで、西口周辺の既存マンションと含め、改めて注目を集めている形になったといえます。
実際は、旧年中のブログでも紹介した2020年完成の「プレミスト小田原栄町」をはじめ、「セルアージュ小田原銀座通り」「サンクレイドル小田原本町」「ザ・レジデンス小田原三の丸」の平成30年完成トリオの計4棟は、すべて「東口」に建てられたものです。
また人気の小学校である「三の丸小学校」の通学エリアは、ほとんどが東口エリアということも、マンションの立地問題に影響を与えています。
事実、西口のナイスロイヤルテラス小田原城山は、1キロ以上離れた芦子小学校のエリアになります。
東口と西口のマンションの数の比率でいえば、ザックリですが、5:1ぐらいです。
それでも、今回の調査では、西口の2棟が人気なのです。
さて2019年は、この動きを見た資産目的で小田原駅前のマンションを所有している方が、どのような動きに出るかが注力ポイントです。
ようは「今が売り時か?」と考えるかです。
今までのランキングの動きと市場を比較すると、ランキングが上位にあがると、中古物件が出てくるトレンドがあります。
売る前に、所有者も業者も調べるからです。
今回はどうなるか、注目しましょう。
□新年号になる前に、小田原のマンションのトレンドも変わるかもしれない。
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