桜舞い散る季節が終わり、まもなく藤の季節になります。
令和の声を聞こえてきて、馴染んできたころに、梅雨になります。
我が家では、このタイミングでエアコンを新しくしました。
交換理由は、調子が悪くなって、電気代を押し上げていたこともあります。
ただ、電気屋さんに相談したところ、「電機メーカーは4月にエアコンの新機種(新年度)を発表・発売するから、旧タイプが型落ちする3~4月が買い時」と聞いて動いたこともあります。
ようは、寒さがしのげるころがタイミングというわけです。
さて、話をマンションに戻します。
アパートなどの賃貸の方や、戸建・貸家から、中古・新築マンションを購入した時に、たまに「エアコン問題」が発生します。
「エアコンをつけたい部屋につけられない」問題です。
エアコンは、本体と室外機が一体になった商品です。
本体だけ置いても動きもしません。
戸建やアパートの1階の場合は、外に置けばいいだけです。
マンションはそうはいきません。
まず候補になるのはベランダ・バルコニーです。
ただ、奥行きがない場合、室外機を置くと、身動きが取れなくなり、洗濯物も干せないというケースがあります。
場所によっては、「強風などの影響があるので、室外機をベランダに置いてはいけません」という規約があるマンションもあります。
さらに問題になるのが、共用廊下側の部屋の場合です。
近年のマンションの場合は、エアコンの室外機を設置できるスペースを、廊下側に確保している場合もあります。
ということは、マンションによっては、確保していないマンションもあるということです。
以前見た部屋では、室外機が玄関先に置いてある場合がありました。
そういう場合、私たち営業マンは「窓につけるタイプのエアコンをつけましょう」という常套句を使います。
大抵は「あれって、あんまり冷えないんだけどね…」といわれて、轟沈するわけですが…。
さらにさらに問題になるが、ベランダにも、共用廊下にも接していない部屋の場合です。
もしつける場合は、室外機まで、ホース(ドレン・ドレイン)でつながないといけないわけです。
その長さが10m以上になる場合もあり、見た目的にも良いとは言い難いものです。
壁や天井、床の裏に隠すわけにもいかないですから、悩みの種になるわけです。
またどの部屋でもいえることですが、壁の強度や、梁、パイプスペースの影響で「そこにはエアコンつけられませんよ」問題もあります。
「なんでその向きに、その場所にエアコンがついているんだろう?」と思う時があります。
オーナーに聞いてみると、苦肉の策だったりするわけです。
前記の電気屋さんにこの話をすると「だからジャパネットたかたとかで、ダイソンのホット&クールとか、冷風扇とかを売るわけよ」と解説してました。
煩わしさが無くて、それなりに冷えてくれるから、だそうです。
家具・家電のレイアウトだけでなく、エアコンのことも考えておくべきでしょう。
□内覧時、エアコンをどうしているか、ほかの部屋を見て見る。
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